2017年4月25日火曜日

灰ねこの詩

野良とか野生は自由でいい?
自然だからいい?
そんなわけないでしょう。

空きっ腹抱えて、ぼくはいつもご飯を探してる。
みつけたら食べられるだけ食べる。
残したら誰かに取られてなくなっちゃうから。

喉が渇いても好きな時に水を飲めない。
水溜まりを、ぼくは探して歩く。
濁った水でも飲まなきゃならない。

安心できるお家もない。
ぼくはいつもうとうとして過ごす。
ぐっすり寝てたら怖い目にあうから。

凍てつく季節は一番つらい。
病気になっても布団もない。
ぼくは春を待てずに逝くかもしれない。

おいしいご飯、たっぷりのお水、
あったかいお家、安心な寝床、
あったらいいな。

あったら、もっと長生きできるのになあ。
…できたのになあ。

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