2017年7月8日土曜日

「新編 日本一醜い親への手紙」出版中間報告がありました。

200万円が集まり、ついに制作がスタートした「新編 日本一醜い親への手紙」について、編者の今さんは毎週金曜日21:00〜23:00にツイキャスで語っている。親への手紙の応募は現在120通を数え、100通に絞って編集の上、一冊の本にする。100通に絞る審査員には、信田さよ子さんや東小雪さんが上がっているとのこと。

内容はまだ非公開だが、先行予約販売(前払い一冊2000円)ではとんでもない特典がつくとのこと。ツイキャスでは特典の内容が気になって、視聴者(私も含めて)たちが尋ねたのだが、今さんは頑なに答えなかった。とにかくすごい特典だそうだ。8月くらいになったら 公開できるらしい。ご予約はお早めに。

早寝習慣のある私には時間帯的にちょっとキツくて、途中で寝落ちしていることが多い。昨夜も寝落ちしてしまってここまでしか覚えていない。(笑)それで、今朝になって今さんのブログを見たら、今度はキャンペーンソングの募集を開始したらしい。詳細はこちらにてご確認下さい。

今一生のブログ:■「親への手紙」公式キャンペーンソング募集!
http://con-isshow.blogspot.jp/2017/07/letters-songs.html


問題解決フローで最初にすべきことは問題の気づきである。児童虐待に関して言えば、まず児童虐待の存在の認知である。児童虐待防止法成立からすでに20年たった。にもかかわらず児相への報告件数は20年前の約100倍に膨れ上がっている。(平成27年度10万件超)

報告件数が増えたということは、単純に児童虐待防止法などの政策が無意味だったことを示すわけではない。世間的な児童虐待概念の認知度があがっていることを示すと見るべきで、それなりに意味があることだった。しかし、捕捉率が上がっているにもかかわらず、20年間増え続けているのはどういうことか。平成27年度1年間で虐待死した子供は69人、実に5日に1人の子供が犠牲になっていることになる。 捕捉率が上昇しても、肝心の問題解決「児童虐待防止」がなされなければ意味がない。

そもそも児童虐待とは「子どもの権利」の侵害であるから、根本理念は「子どもの権利」の保護である。「子どもの権利」とは、適切な養育を受ける権利を受ける権利である。しかし、社会的にも児童福祉行政的にも、果たしてその本質がどこまで理解されているのか。衣食住が不足した環境に置かれることは無論虐待だが、衣食住が足りる環境でさえあれば問題ないのか。厚労省の児童虐待4類型(身体的虐待、心理的虐待、ネグレクト、性的虐待)は、児童虐待の本質を捉えているのか。

児童虐待の本質を把握するには、個別の実態がどんなものかを知る以外にない。その意味で、本書の出版はたいへん意味のあることだと思う。

■ 新編 日本一醜い親への手紙
引き続き、先行予約販売(前払い一冊2000円)寄付 を受け付けています。

ただ、今さんとしては寄付も歓迎だけど、やはり予約購入して読んでほしいとのことです。有名人など誰かに送るという手もあります。

0 件のコメント:

コメントを投稿