2017年3月23日木曜日

今一生さんが『新編日本一醜い親への手紙』出版支援を募集しています。

今一生さんが『新編日本一醜い親への手紙』の出版を企画しています。出版に際して、被虐待当事者の手記を公募しています。また手記原稿料その他出版費用をクラウドファンディングで募集予定です。

今一生のブログ■虐待された方の「親への手紙」の出版を助けて!
http://con-isshow.blogspot.jp/2017/03/letters-CF.html

私は前編の『日本一醜い親への手紙』はまだ読んでおりませんが、ブログ記事に載っている動画で手記の一部を読むことができました。読むにつけ、悲哀といいますか、怨嗟といいますか、なんとも形容しようがない感情が湧き上がってきます。
 
いちおう私は保育士(資格所持者)です。10年弱にわたって保育をしていたこともあります。保護者の皆さんを疑うわけではありませんが、常にその兆候はないかをさりげなく観察しておりました。なかにはネグレクト(幼児・赤ちゃんを日常的に置き去りで仕事に出かけている?)の疑いのある子もあり、児相への通告や進学する小学校への通知も行ったことがあります。しかし、動画のようなケースには、幸か不幸か当たったことはありません。

発達心理学的にも、子供の発達(特に社会性)には「安全な基地」(セキュリティベース)となるべき養育者が必要です。それを欠いているのがネグレクト(放棄)です。安全な基地どころか、養育者自身が危険な脅威となって傍らにいるのが身体的・精神的虐待です。動画にあった手記の筆者たちは、その時、その瞬間、何を思って過ごしきたのでしょう。どんなに惨めで悲しい気持ちだったでしょう。そして虚しさを抱いて人生を諦めてきたのでしょう。…想像するだけで私も悲しくなります。

そういうわけで、この企画には私も微力ながら協力したいと思います。詳しくは元記事を参照してください。

最後ですが、これいいですね。本来のこども食堂に通ずる場所ですね。

-- 以下、引用

「昼間はコ・ワーキング・カフェとして機能し、夕方からは毎日トークライブなどを行う多目的ライブハウスとして利用でき、地下には音楽スタジオ、2階より上はシェルターにもなるシェアハウスがあるハコモノを運営したい。そこを地域の文化拠点として、さまざまな人材が子育てに関われるようにし、親がいなくても、みんなが子どもを育て、社会全体で子どもを愛する文化を育てたい。」

-- 以上、引用終わり

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