2017年12月7日木曜日

「児童福祉司一人が80人から90人の子どもを担当」#細野豪志 氏のブログより #児童虐待

養子縁組制度の改革に取り組んでいる国会議員の細野氏が、児相の現状をブログに書いています。

■細野豪志Blog
https://ameblo.jp/gohosono/entry-12333948211.html

厚生労働省のデータから推定する平成28年度の児相職員1人あたりの児童虐待相談対応受持件数は40.3件です。しかし、児相の仕事は虐待対応だけではありません。細野氏が書いているように他も合わせると1人あたり80−90件の受持があるわけです。

虐待相談件数はうなぎのぼりで平成28年度には122,583件に到達しました。平成11年度との比較で約10倍になります。平成22年度には児相の児童福祉司の意識調査が行われ、多くの児童福祉司が虐待対応について人手不足と認識していることもわかっています。

はっきり言って、児相の職員の資質(クオリティ)には問題があります。しかし、対応の質的な向上は、一朝一夕では期待できません。ですから、せめて量的には解決して、子どもたちの保護に務めさせるべきだと思います。

いまこのときも、腐った飯を食らい、殴られて血まみれなり、コケにされ続け、強かんされ、必死に生き抜いている子どもたちがいます。私たちはもっともっと社会資源を投入して児童保護の推進に努めるべきでしょう。

「子育てする親の福祉」ではなく、本当の児童福祉を!

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